14歳のとき脳腫瘍の手術後に全身麻痺となり、上半身の機能回復後も高校には進まず、15歳で株式会社クララオンラインを立ち上げた家本賢太郎氏。早くから海外に目を向け、アジアNo.1のインターネットサービス企業を目指す一方で、ダイバーシティ、ワークライフバランスなどにフォーカスした経営理念を掲げ、独自のリーダーシップを発揮しています。若干28歳にして、13年の実績を持つCEO、家本氏のリーダーシップの核心に、弊社 副社長、竹村富士徳が迫ります。
プロフィール
家本賢太郎(いえもと・けんたろう)
1981年12月2日 愛知県名古屋市生まれ。2001年9月
慶應義塾大学環境情報学部に入学、2006年3月同中退。2007年3月 早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。
14歳のとき、脳腫瘍の摘出後に全身麻痺となり、リハビリによって上半身の機能は回復したが、車椅子の生活を余儀なくされる。1997年5月、15歳でクララオンライン設立、同年8月 文部省大学入学資格検定に合格。1999年に入り、奇跡的に両足の運動神経が回復、車椅子なしでの生活が可能になり、大学に通いながら起業家として手腕をふるう。1999年1月、米『Newsweek』誌に
て「21世紀のリーダー100人」、2000年9月、新潮社『Foresight(フォーサイト)』誌にて「次の10年を動かす注目の80人」に選出。著書に『僕が15で社長になった理由』(ソフトバンクパブリッシング)がある。
株式会社クララオンライン http://www.clara.co.jp/
1997年 創業。東京、名古屋、シンガポール、台北を拠点としてサービスを提供するサーバホスティング会社。主に企業・法人向けのサーバ管理・運用事業を専門とし、日本国内で約4,000、東南アジアで約3,000の顧客を持つ。LinuxやWindowsベースの仮想型サーバサービスはクララオンラインが日本で最初に提供を開始。「アジアNo.1のインターネットサービス・プラットフォーム・カンパニー」を目指し、組織の多様性<ダイバーシティ>を企業成長の重要な鍵と位置づけつつ、新たな技術への取り組みも前向きに行っている。