2012年1月、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の社長に就任した日色 保氏は、同社の最年少社長であり、また、生え抜き社員として初めて経営トップに登り詰めた話題の人物だ。若きビジネスリーダーとして注目を集める日色氏に、ジョンソン・エンド・ジョンソンという企業の支柱ともいうべき「Our Credo(我が信条)」の存在をからめながら、グローバル時代のリーダーシップ開発についてお話を伺った。
プロフィール
日色 保(ひいろ・たもつ)
1965年 愛知県生まれ。静岡大学 人文学部卒業。1988年、ジョンソン・エンド・ジョンソン入社。営業、マーケティング、トレーニングなどの担当を経て、手術用縫合糸・血糖自己測定器を取り扱う部門の事業部長に就任。2005年、グループ会社のオーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス株式会社 代表取締役社長に就任し、2008年にはアジアパシフィックのバイスプレジデントも兼任。2010年、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカル カンパニー 成長戦略担当副社長 シニアバイスプレジデントに就任。2012年1月より現職(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 代表取締役社長)。