前回の演習で、あなたの会社・組織の価値観を導き出しました。今度は、その価値観にあなたの行動を合わせることを考えてみましょう。
1)あなたの行動を組織の価値観に合わせる
それらの価値観にあなたの行動を一致させます。価値観それぞれにおいて、どのような行動が、一致しているといえるでしょうか。また、そのアクションをいつから実行に移すのか、具体的な日付も設定しましょう。上司や同僚、パートナーに、作成した行動指針を見せて、フィードバックを得るのもよいでしょう。
顧客への姿勢:
- 例)
- お客様の話に、ひたすら耳を傾ける。(明日から)
組織内の連携への姿勢:
- 例)
- ブレックファースト・ミーティングへ他部署の従業員に参加を呼びかける(毎週ひとりずつ)
業務への姿勢:
- 例)
- 時刻ピッタリでなく、5分前を目指すようにする(明日から)
報奨制度への姿勢:
- 例)
- お客様の利益を最大限考慮した提案を行う(1週間後のクライアント・プレゼンテーションから)
従業員の態度への姿勢:
- 例)
- 時間管理にかんする書籍を毎月1冊読む(来月から)。
手帳を、時間管理を意識したものに変える(来年から)
2)実行できたのかを評価し、改善する
最後に、あなたがそのアクション・プランを実行できたのかを評価しましょう。これも「自分は達成できたであろうか」と、周りの人に聞いてみてもいいかもしれません。そして今後どのようなアクションに移るのか、再度アクション・プランを設定するのです。
この一連の流れ(PDCサイクル:Plan(プラン)→Do(行動)→Check(評価))をたくさん回すことで、あなたにこのサイクルが習慣化するはずです。